きもの大好き!なDINKS主婦。日常の独り言と着物の話題を書き散らしてます。
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 久々に昔話を・・・^^;。
 今回は「着付け教室」のオハナシです。

 「着付け教室」というと
 「授業料が高い」「いろいろ専用の着付け道具を買わされる」「教室で展示会があって、欲しくもないきものを押し付けられる」「試験のたびに、受験料や免許料の名目で大金を取られる」
 このあたりが「代表的な苦情・悪評」ですかねA^。^;。
 私としては「半分は当たってるけど、あとの半分は考え方次第かなぁ」って感じです。

 というわけで「着付け教室顛末記」ですm(__)m

 今では「きもの大好き!」な私ですが、若い頃は自分で着られないこともあって、見るのは好きでもそれほど着たいとは思わなかったんですね。
 で、27歳で結婚したのですが・・・
 昭和ヒトケタ生まれで昔気質な母は、結婚に際して「嫁入お道具」としての喪服一式はもちろんのこと、大島紬を3枚+羽織1枚、一つ紋の色無地、黒地の一つ紋の絵羽織、その他自分のきものを仕立て直した小紋を数枚、名古屋帯、袋帯・・・和箪笥にいっぱいのきものを準備してくれました。
 それを見た親不孝な私はひと言、
「こんなようさん(たくさん)いらんから、かわりに現金でくれたらよかったのに。どうせ自分で着られへんのやから」
 すると母も負けてないんですね^^;、
「着られへん、言うとらんと、きものくらい自分で着られるようになりなさい」
 なんせ、母は普段着きものなら自分で着られるんですものね・・・。

「じゃあ、着られるようになってやろうじゃないか!!」
 というわけで結婚後、しばらくして落ち着いてからですが「着付け教室」に通うことにしました。
 これが「どつぼ」のはじまりなんですね〜(^O^)。

 仕事をしながら通うので受講時間がフレキシブルでないと続かないだろう、ということでいくつかの教室に問い合わせ、自転車で通える距離にある着付け教室を選びました。
 個人教室ではなく「○○きもの学院」という、西日本を中心に中規模展開をしている中堅どころのチェーン店(?)ですが、曜日を固定しなくてもいいし、時間もかなり融通が利くシステムだったのです。
 最初は月謝が安いんですが上のクラスに上がるたびに試験があって、受験料やら免許料やらという名目でお金がいるのはやはり着付け教室の「お約束」。もちろん月謝もクラスが上がるにつれて高くなります。

 で、結局3年も通いました。
 かかった費用はたぶん総額で100万円くらい??教室に通いながら買ったきものを含めたら200万くらいは使ったかも知れませんね。お稽古用に作った化繊のほか、正絹のきものもや帯も何点か誂えましたから・・・。
 でもいい勉強ができたと思ってます。

 ひとつは「ショー」の舞台に立ったこと。これはいろんな意味ですごく勉強になりました。生徒の中でも下っ端だったのですが、背が高くて「目立つ」からとわりと真ん中の位置を振られてしまい、失敗しないように必死でお稽古しました。
 あと授業に「組み紐」の時間があって、自分で帯締めを何本か組んで「組み紐屋の竜」気分(←古くてマニアックでゴメンナサイm(__)m)も楽しめました。お友達にプレゼントもしたし、今でも自分で組んだ帯締めを愛用してます。
 本部の教室に通うようになってからは、幹部の講師や副学院長に目をかけていただいて・・・そのせいでなかなか辞められなくなったんですけどねA^。^;。でも上の先生方の着こなしやセンスを身近に見ることができましたし、いろいろアドバイスもいただけました。
 「あんなふうに着こなしたいなぁ」という思いが、教室に居残らせた大きな理由です。

 結局「教授補」という試験まで受けて辞めました。試験直前に阪神・淡路大震災があって、きものどころじゃなかった時期もあったし、学院自体も被害があって大変だったようですが、それもなんとか乗り越えて、めでたく試験も合格・・・大金が飛んでいきました(爆)。
 
 同時に仕事をいったん止めて、学院の紹介で美容院でアルバイト。結婚式で留め袖の着せ付けに入る予定だったんですが、気がつけば洋装の花嫁さんのメイクや介添えしてました^^;。
 これはこれで楽しかったんですけど、結婚式って土日・祝日がほとんどなんで、ダンナと遊びに行けない(T.T)それにそろそろ資金も底をついてきた・・・
 ということで10ヶ月後に本業に復帰しました。
 この時に「学院の講師に」という「有り難いオハナシ」もいただいたんですが・・・、幹部講師に目をかけていただいたおかげでイロイロと裏事情も推測できたし、まだ若くて下っ端で講師になるとやっぱり違うトコロで苦労しそうだし、展示会で生徒にきもの売りつけるなんて性格的に無理だし^^;、ということで丁重にお断りしましたm(__)m。

 かくして、私の3年におよぶきもの教室通いは終わりを告げました。
 さてさて200万近い投資をして、果たしてそれに見合うだけのものを回収できているのか?

 実際、「自分で普段着を着てお太鼓が結べる」レベルでいいのなら、わざわざ教室に行かなくても今ならDVD付きの本でも十分練習できると思いますし、訪問着+二重太鼓でもその応用なので、独学でできないことはないでしょう。
 ただ今から10年以上前はまだきものブームのかけらもなく、街を歩いていてきもの姿を見ることができるのは結婚式帰りのオバサンと成人式の振り袖だけでした。夏の花火大会にゆかた姿も珍しかったんですよ〜。
 そんな中で、毎週きものを着てたくさんのきもの姿を目の前にできて、いろんな経験(舞妓・芸妓さんの着付け講習会、十二単講習会なんてのもあったし、それ以外にもしょっちゅうきものでパーティーがありました)ができて・・・ちょっぴり業界の裏事情もかじって^^;、私としてはフトコロに余裕があった時代だったし、まあ楽しくてよかったなぁという思いが残ってます。
 
 それに着付けは「習うより慣れろ」だと言いますが、たとえば週に1回3ヶ月教室に通って「小紋にお太鼓」をマスターできたとしても、毎日きものを着て生活してるわけじゃない現代において、そのあと着る機会がなくて着なくなってしまうとすぐに忘れてしまいます(そういう経験のある方は多いと思います)。
 だけど3年も続けてると、頭じゃなくて身体が着付けを覚えてしまうんですね。実際、教室を辞めたあとは(バイクにハマッたせいもありますが)きものを着る機会が減って、年に1〜2回しか着なくなった時期もあったのですが、それでもちゃんと着られました。
 ただし「振り袖+変わり結び」を着せ着けるほうは自信がありませんが・・・A^。^;。
 
 最近はきものブームで休日に大阪・梅田に出ると、きもの姿の方をちらほら見かけますね。
 若い人のきものブームにつられて「持ってるけど(自分でも着られるけど)着なかった世代」のおばさま方が、ステキに着こなしてる姿も見受けられます。
 そして着付け教室の画一的な(フォーマルな)着方だけではなく、ファッションの一部として自由にきものを着てる若い人たちのセンスは、それなりに羨ましくもあります(オバサンにはマネのできない着方もあるんですが^^;)。
 
 私も普段着きものを着るようになってから、いろんな手抜きや裏技を使うようになってますが、「基本」「フォーマル」を押さえたうえで自分なりの工夫を凝らすことができるのは、やっぱり教室でいろんな勉強ができたからだと思います。
 それにけっこう「型にハマる」のが好きな私は、フォーマルや趣味の世界のきもののいろんな「約束事」を知って、その「約束事」の中で自分を表現するのが好きだったりするんですね。 
 若い人の自由なきものが「ロック」や「パンク」なら、私のきものは「クラシック」とか「演歌」の世界かなぁ(^O^)。

 現在はオークションやリサイクルショップの普段着きものから、趣味のン十万円のきものまで自由に楽しんでます。
 ただしどう頑張っても「はんなり」系が似合わなくて「粋」になっちゃうのは、性格的なものと教室時代の影響でしょうか?私が「いいなぁ」とお手本にしたのは、江戸前の粋な着こなしの学院長でしたから(^O^)
 これから年齢を重ねるにつれて、「はんなり」も着こなせるようになりたいですね〜。
 
 楽しみ方は人それぞれ・・・
 そんな世界への扉を開いてくれた「着付け教室」やそこで出会った講師の方々は、私にとって世の悪評ほどの悪い印象は無いのだけれど、価値観や経験も人それぞれですよね。
 まあお金はかかったなぁ〜とは思うけどA^。^;好きなものに投資する感覚だったから、それほど苦になってないだけかも知れません。DINKSだったのも幸いしてましたね。

 以上、私の着付け教室顛末記でした。
 長文になってすいませ〜んm(__)m。

e_04.gif←よろしければm(__)m
コメント
この記事へのコメント
きのうメイメイが、和みたいな準備しないです。
2006/07/16(日) 13:51 | URL | BlogPetのメイメイ #-[ 編集]
ようや大きいかわりとかあって
昔気質や広いきものなどをオハナシしないはず。
2006/07/25(火) 15:06 | URL | BlogPetのメイメイ #-[ 編集]
こんばんは。
やっぱりきっちり着付け教室に通うと品のある着こなしができるんだろうなぁ…と思います。

私は12回コースの着付け教室に行っただけ。
普段着るのに問題(はげしく着崩れたりとか)はないですが、正式な場に出て行く勇気はありません。
着方うんぬんよりも、着物の格や約束事、作法に自信がないから(><)
本でも勉強はできるけど、やっぱり体で覚えるのとは違うと思います。

「粋」に着こなす、とっても憧れます。
でもやっぱり持って生まれた雰囲気とかありますよね。。
粋な着物!と思って身に纏っても、私が来たら「粋」じゃなくて「お嬢ちゃん」な雰囲気になってしまったり。。
でもその人のキャラクターが出るから着物は面白いのかなぁなんて思ってます。
2006/07/31(月) 01:07 | URL | 夜宵 #-[ 編集]
氷色あかりの、自分が展示されたみたい…
で氷色あかりで着付けしたいなぁ。
じゃあきょうは氷色あかりと結婚したかったの♪
2006/08/02(水) 17:44 | URL | BlogPetのメイメイ #-[ 編集]
きのう、氷色あか
きのう、氷色あかりはここまで準備しなかったー。
で氷色あかりで受験されたみたい…
するとメイメイはきものも着付けされた。
2006/08/10(木) 12:50 | URL | BlogPetのメイメイ #-[ 編集]
超スーパー亀レスm(__)m
>夜宵さん
1ヶ月近くも放りっぱなしでごめんなさいm(TOT)m

着付け教室では「フォーマルなお約束事」はたくさん勉強できます。
そこから「日常」へ、どう崩していくかは個人のセンスと腕の見せ所??

きものの「格」は、洋服に置き換えると分かりやすいですよ。
日常の所作は、着なれてくるとそれなりに身につくもんだと思いますが、作法は・・・お茶を習うのがいちばんなんですけどねぇ〜A^。^;。私も習いたいですが、なかなか機会がありません。

粋にたいしては「はんなり」でしょうか?
やわらかものが似合うお嬢様(奥様)然とした路線も、またステキだと思いますよ〜
2006/08/24(木) 22:00 | URL | ひいろあかり #WXsc/Q12[ 編集]
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